B級GPライダー列伝 ジェレミーマクウィリアムズ
新年度が始まりましてこんにちは
変わらず貧乏趣味人チープマンです
今回のB級GPライダーはフロントロウの破壊者、ジェレミーマクウィリアムズです
長年に渡りレース活動を行い、50歳の今でもmoto2にスポット参戦する正に鉄人
そんなマクウィリアムズですが、レース活動を始めたのは大分遅咲きの24歳
仕事しながら自分でバイクを購入し、レースを始めたようです
レーサーはどうせ子供の頃から乗ってるんじょねーの?ずるくね?
なんて思っている方も多数いらっしゃると思います
自分も勿論その一人ですがw
しかし彼は自分の金で自分から動いたと言うなんとも応援したくなるエピソードじゃないですか
そんなマクウィリアムズは順調にキャリアを重ね、29歳にして遂にGP500にたどり着く
わずか5年で500に乗れるとは非凡な才能があったんでしょうね
そこからは波乱のレース人生
ヤマハ、アプリリアと乗り継ぎ2002年
キングケニーのチーム、プロトンKRに移籍
相方はあの青木信篤選手
2002年はモトGP元年
彼は2ストロークのプロトンでパワーに勝る4ストロークに挑むのである
そんななか、オーストラリアGPではポールポジションを獲得
リオGPでは予選3位を獲得するなど速さを見せた
相手は絶頂期のロッシ、ビアッジ、大治郎、等々そうそうたる相手
決勝こそ奮わなかったが、時々フロントロウに並ぶとても印象的なシーズンになった
その後はアプリリアワークスに移籍するも資金なんで活動休止
新規参戦してきたイルモアに移籍するも2年で資金難になりこれまた計画は頓挫
そのイルモアのマシンのテストで彼は事故を起こし左指2本を失う大ケガをおってしまうが彼はこのことについて
「以前から骨折していて、あまり使い道がない指だったから大したことないよ」
大したことあると思いますが流石鉄人である
イルモアの資金難による撤退と自分のケガもあり42歳で引退となった
その後はバイクの開発等を行いながらライディングスクールを開催して後進のライダー育成に励んでるそうです
見た目も渋い、走りも渋い
B級ライダーの中でも一際渋い燻し銀
マクウィリアムズ選手、これからも頑張って現役でレース活動してください
これまた8耐に来てくれれば嬉しいですね~
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